本日は晴天の中、京都市K邸の棟札納めがありました。
棟札には、施主、設計・施工者、上棟年月日、が記されます。
屋根中央に納めさせていただいているところです。
これまで無事に工事が行われたことに感謝し、
竣工までの無事と、更なる家の発展を祈願します。
完成が待ち遠しいです!
アーキテクチャーリンクライフ㈱
(通称:ALL)
天然の素材にこだわり、夏涼しく冬暖かい、高耐震性・高耐久性の注文住宅『ALLの家』。
京都・大阪・兵庫など関西を中心に完全自由設計・責任施工・アフターメンテナンスを手掛けています。
ALLを支えるスタッフが日常を気まぐれに綴っていきます。
篠田 潤
篠田 陽子
光富 宏治
井内 優子
小山 賢ニ
山下 耕平
春名 孔稀
髙田 和希
谷 帆奈実
2007年8月31日
今日は朝から、建築中のKさまとお打ち合わせ。
大阪までの移動中、京都は凄い大雨で、車の前が見えない程でしたが、
大阪は曇り空→お打ち合わせを終えた頃には、
すっかりと晴れていい天気。
K邸現場も順調に進んでいます。
こちらは、地下車庫部を上からみたところ。
このコンクリートの上に
車庫の壁を建てるために必要な原寸の図面を書いていく「墨出し」が行われます。
京都支社に戻ると、何だか甘い香り!?
京都にて建築中のK様(Kさま多いですね・・・)から、
おいしそうな「もも」を頂きました。
低農薬で育てられた信州出身のももちゃん。
とっても美味しそうです!ありがとうございます。
京都市K様邸は和リビングという趣のある造りになってます。
工事も大分進んできました。
照明器具やファブリック(カーテン)も、和テイストで提案したいと思っています。
今は、単に「スダレ」といっても驚くほど種類がありますが、
その中でも天然にこだわったスダレを検討中です。
2007年8月30日
8月25日(土)より「宮の森HOPの家」一般公開がスタートしています。
お陰様でとっても大盛況で、
平日にもかかわらず沢山の皆様にご来場頂いているそうです。
当日写真が届きましたのでちょこっとだけUPします!
皆様もお耳にしたことがあると思いますが、
今回は、イタリア家具メーカーCASSINA(カッシーナ様)や高級浴槽Jaxson(ジャクソン様)とのタイアップが実現。
「宮の森HOPの家」建築雑誌にも掲載されることと思われます。
ねッ!ねッ!行きたくなったでしょ?
(私も建築途中しか見てないんです・・・。完成見られるのはいつ頃かな!?)
2007年8月27日
HOPは「森を建てよう。」を合言葉に、全国で国産材・国産間伐材での家造りを全国で行っていますが、
同時に、「NPO法人森をたてようネットワーク」として、
建築に使った分の木材を森に帰す植林活動や、
建築現場で余った材料を幼稚園等に提供し木工教室を開催する端材提供活動、
木の国のこれからを考える「森の勉強会」などを開催しています。
さて、今秋11月23日(金・祝)に
「第三回 HOP”森の教室”in法然院」の開催が決定しました。
今回はゲストに、作家の立松和平様をお招きします。
第一回目ゲスト:裏千家第16代家元 千 宗室様
第二回目ゲスト:作家・黒姫アファンの森 C.W.二コル様
詳細は近くなりましたらBlogでもUPします。
私は運営スタッフとして、この催事にご後援を頂く予定の各団体様へ
先週末から挨拶回りを始めたところです。
2007年8月23日
8月25日(土)より、宮の森HOPの家特別公開が始まります。
札幌地区の皆さん!是非ご覧下さい。
「ハウジングオペレーション株式会社(HOP)は、設立10周年を記念して、札幌市中央区宮の森のHOPの家を特別公開いたします。
「森を建てよう。」の精神のもと、本物の素材にこだわり、住まいを人生の表現の場としてとらえる
HOPならではの空気感、存在感を、この機会にぜひお確かめ下さい。」
「人間の五感にかかわる記憶のうち、戦後の日本人が忘却してきたものは侘びの感覚ではなかろうか。
いま、プラスチックやビニールなどの新建材が暮らしの中を包み、素材感を無くした空間が氾濫しています。伝統的な素材や手法は経済主義に走った消費社会の中で捨てられているのです。
私たちが慣れ親しんだ環境は、実は人間の習慣的美意識を創り上げ、その人の人生全体を支配するほど強い力を持っているのだと、欧米の建築学者たちは言っているのですが、日本の懐かしい心象風景や日本人の持つ繊細な素材の表現、こころがどこかに忘れられています。
床の間を飾る草花、土壁の風合い、障子の暖かい光色、目に触れる全てが記憶の中の五感に刺激を与えてくれる空間、HOPは日本人の美意識と侘寂の審美眼を取り戻す本物の建築づくりをこれからも続けてまいります。」(HOPグループ代表CEO 石出和博)
2007年8月20日
吹田市のK邸は、
地盤調査の結果大変地盤が弱いことが分かりました。
これまでblogでもご紹介している、地盤の弱かった土地は、
「柱状改良杭工事」といって、硬い地盤面までセメントの柱を作る方法が取られました。
しかし、今回のK邸は、強い地盤が非常に深いところにしか無かった為、
「PC杭工法」という、鋼管杭を打ち込む方法が取られます。
工事は順調に進んでいます。
こんな感じです↓↓
上の写真の杭を1ケ所あたり3本つなぎ、13mの支持層まで打ち込みます。
ビルやマンションを建てる時などには見かける光景ですね。
ズボッズボッと深い支持層まで入っていきます。
これで安心ですね。
杭の頭にはフタが付けられています。
K様は、過去に大手ハウスメーカーで地盤調査を受けたことがあり、
その際の測定結果で、「地盤は問題ないですよ~」と言われていたそうです。
今回、調査を行い、PC杭が必要と分かった時、
「まさかこのような大掛かりな杭が必要とは・・・」と非常に驚いていらっしゃいました。
大手はどんな調査をしていたんだ!?と
同じ業界の者として、憤りを感じずにはいられません。。。
家づくりをご計画中の皆様!
家を建てる時には、正しい地盤調査をお願いし、
診断結果を数値的に報告してもらいましょうね。